気づけば140台以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきた「ららまろ」です。
モバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)から、ついに全てにこだわったフラッグシップモデル「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」が発売されました!
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proを上回る強力なノイズキャンセリングや、ハイレゾ対応のLDACにも対応しています。
何より、マルチポイント対応が一番嬉しいところ!
スマホやタブレットなど2台同時に接続できるので、いちいち切り替える必要もなく、かなり快適に使用することができます。
簡単にポイントをまとめると
- ゴールドを使用した高級感のあるデザイン
- 自分の耳に合わせてノイキャンを最適化
- レベルの高い外音取り込み機能
- 4色のカラーバリエーションで好きな色を選べる。
- タッチ操作を自分好みに設定できる
- ワイヤレス充電で充電の手間も少ない
- ハイレゾ対応コーデック「LDAC」に対応
- 2台同時接続できる「マルチポイント」対応
とにかく多機能で使いやすいだけでなく、ハイレゾ対応で音質も良い!
YouTubeでも紹介してます!
Soundcore Liberty 3 Pro の概要
Soundcore Liberty 3 Pro の詳細スペックはこちら!
Soundcore Liberty 3 Pro | Soundcore Liberty 2 Pro | Soundcore Liberty Air 2 Pro | Soundcore Life P3 | |
---|---|---|---|---|
再生時間 ※ANC ON | 本体:6時間 ケース込み:24時間 | 本体:7時間 ケース込み:26時間 | 本体:6時間 ケース込み:21時間 | 本体:6時間 ケース込み:30時間 |
ノイキャン | 自動 / 手動 調整 | 手動調整 | 手動調整 | |
HearID | イコライザー / ANC | イコライザー | イコライザー | |
外音取り込み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
防水性能 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
低遅延モード | ||||
マルチポイント | ||||
専用アプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC |
ドライバー | ハイブリッド | ハイブリッド | ダイナミック1基 | ダイナミック1基 |
記事作成時価格 (2022年2月5日) | 19,800円 | 13,980円 | 12,980円 | 9,990円 |
購入する | 購入する | レビュー | レビュー |
付属品はこちら!
- 充電用USB Type-Cケーブル
- シリコンイヤーピース(4種類)
- イヤーフック(4種類)
- ユーザーマニュアル
今回紹介するのはミッドナイトブラック。
Soundcore Liberty 3 Pro はミッドナイトブラック、クラウドホワイト、アイスブルー、ライトパープルの4色あります!
USBケーブルは、 Soundcoreロゴ入りのUSBタイプC(USB-C)。
イヤホンの先端に装着するイヤーピースは、4サイズ付属。
イヤーフックも4サイズあり、自分の耳に合うサイズを選びやすい!
ケースは平べったい丸みを帯びたデザイン。
薄いので手にもしっかり馴染みます。
充電端子はUSB Type-Cで安心!
スライド式で開けやすく使いやすい!
イヤホン本体は、光沢感のある美しいデザイン。
ノズル部分がゴールドで高級感があります!
センサー搭載でイヤホンを外すと自動で再生停止、つけると自動で音楽が再生されます。
イヤーフックは引っ張るだけで簡単に交換できます。
Soundcore Liberty 3 Pro はIPX4の防水性能!
あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
雨の日や運動時でも安心して使用できます。
Soundcore Liberty 3 Pro のペアリング方法
Soundcore Liberty 3 Pro のペアリング方法を説明します。
フタを開けると、自動でペアリングモードになります。
接続済みになったら、ペアリング完了です!
「Soundcore Liberty 2 Pro「「Soundcore Liberty Air 2 Pro」との違い
前作の「Soundcore Liberty 2 Pro」と、ノイズキャンセリングをカスタムできる「Soundcore Liberty Air 2 Pro」を比較していきます。
Soundcore Liberty 3 Pro | Soundcore Liberty 2 Pro | Soundcore Liberty Air 2 Pro | Soundcore Life P3 | |
---|---|---|---|---|
再生時間 ※ANC ON | 本体:6時間 ケース込み:24時間 | 本体:7時間 ケース込み:26時間 | 本体:6時間 ケース込み:21時間 | 本体:6時間 ケース込み:30時間 |
ノイキャン | 自動 / 手動 調整 | 手動調整 | 手動調整 | |
HearID | イコライザー / ANC | イコライザー | イコライザー | |
外音取り込み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
防水性能 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
低遅延モード | ||||
マルチポイント | ||||
専用アプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC |
ドライバー | ハイブリッド | ハイブリッド | ダイナミック1基 | ダイナミック1基 |
記事作成時価格 (2022年2月5日) | 19,800円 | 13,980円 | 12,980円 | 9,990円 |
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前作の 「Soundcore Liberty 2 Pro 」 はノイズキャンセリング非対応なのが大きな違いですね。
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」はノイズキャンセリングの自動調整ができません。
また、 HearIDという自分の耳に合った音質に変更できる機能はありますが、自分の耳にあうノイキャンにする機能は非搭載となっています。
「Soundcore Liberty 2 Pro」「Soundcore Liberty Air 2 Pro」の外観を比較します。
前作の「Soundcore Liberty 2 Pro」 と比べると、ケースもイヤホンもかなりコンパクトになりました!
「Soundcore Liberty Air 2 Pro」 はスティック型になっており形状が違います。
Soundcore Liberty 3 Pro のレビュー
Soundcore Liberty 3 Pro の特徴はこちら!
長時間再生できるバッテリー性能
Soundcore Liberty 3 Pro はイヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大32時間も使用できます。
ノイズキャンセリングONの場合でも、イヤホン単体で最大6時間、ケース込みで最大24時間再生可能。
ただし、ハイレゾ対応コーデック「LDAC」+ノイズキャンセリングONの場合、イヤホン単体で最大3時間、ケース込み最大12時間と短くなるので注意!
充電端子はUSB Type-Cで汎用性も高く、15分の充電で約3時間使用できる急速充電にも対応。
さらには、ワイヤレス充電にも対応と十分な性能です!
バッテリー性能や充電に関しては、不満なく快適に使えます!
自分に最適化されたノイズキャンセリング
Soundcore Liberty 3 Pro は「自動モード」と「手動モード」があります。
- 自動モード:周囲のノイズを検知して、自動で最適なレベル(低→中→高)に設定します。
・手動モード:自分で操作して最適なレベル(弱→中→強)に設定します。
また、新機能のノイズキャンセリングのパーソナライズ設定(HearID)が可能で、自分の耳に最適化されたノイズキャンセリングにすることができます。( HearID で詳しく紹介)
10段階でノイキャンの強さを表現すると8点
(8/10)
※Bose QuietComfort Earbudsを満点の10点として、相対的に評価しています。
Soundcoreの中でも一番ノイキャンが強力で、騒音を軽減して音楽を楽しみやすいです!
※ Soundcore Life A2 NC 、 Soundcore Liberty Air 2 Pro、Soundcore Life P3と強さは同じです。
風が強い日にも使いやすい外音取り込み機能
Soundcore Liberty 3 Pro はアプリで外音取り込み機能のモードを選べます。
- 全ての外音、音声フォーカスの2つのモードを選べます。
・全ての外音モード:全ての外音が聞こえます。
・音声フォーカスモード:音声をよりはっきりと取り込むモード
・風切り音の軽減:風が強い場合にONにすると、マイクに風が当たりボフボフいうのを軽減します。
10段階で外音取り込みのレベルを表現すると8点
(8/10)
※Bose QuietComfort Earbudsを満点の10点として、相対的に評価しています。
Soundcoreの中でも違和感がなく自然な音を取り込んでくれます!
特に「音声フォーカスモード」は、電車のアナウンスやレジでの会計時に声が聴きやすくて便利!
自分に合った音質とノイキャンにできる「 HearID 」
Soundcore Liberty 3 Proは、自分の耳を測定することで音質とノイキャンを最適化できる「 HearID 」 が搭載されています。
- HearIDサウンドテスト:自分の聴力に合った音質に設定します。
聴こえたらタップすることで聴力測定します。
小さな音なので静かな環境でないと開始できないので注意。
聴こえにくい帯域を調整することで左右でバランス良く音楽を楽しめるようになります!
- HearID ANCテスト:自分の耳に適したノイキャンに設定します。
騒音が大きい場所でないとテストできないので注意してください。
自分の耳に合わせて最適化できるので、個人差が少なく誰でも快適に使用することができます。
2台同時接続「マルチポイント」対応
Soundcore Liberty 3 Proは、 2台同時に接続することができる「マルチポイント」に対応!
プライベート用のスマホで音楽を聴いている時に、仕事用のスマホに電話が来た場合でもイヤホンで通話可能。
また、スマホで音楽を聴いた後にタブレットで動画を再生しても、そのままイヤホンから音が流れます!
※マルチポイントをONにすると、LDACが使用できなくなります。
マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンは本当に少ないので、かなり良いポイントです!
専用アプリで好みにカスタマイズ可能
アプリは、iPhoneとAndroidスマホに対応!
- イコライザーで音質を変更できます。
・HearID:自分の自分の聴力に合った音質に設定
・3Dオーディオ:立体的音響のような広がりのある音質。
・プリセット:「ベースブースター」や「クラシック」など22種類の中から好きな音質を選べます。
・カスタムEQ:パラメーターを操作して自分好みの音質にできます。
- タッチ操作の内容も変更可能
「シングルタップ」「ダブルタップ」「2秒長押し」「3回タップ」を好きな内容に変更することができます。
OFFに設定するとタップしても動作しません。
- オーディオ品質優先か、バランス優先か選択できる。
オーディオ品質優先にするとデータを多く伝送するため、音が途切れやすくなります。
そのため、駅などの混線する場所ではバランスを取る設定にすることで音を途切れにくくします。
これだけ自分好みにカスタマイズできれば、とても使いやすいはずです!
クリアな通話品質
Soundcore Liberty 3 Proは、 ノイズリダクション機能を搭載した6つのマイクで周囲の雑音を除去。
クリアな通話をすることができます!
YouTubeで通話品質を確認できるので、見てください!
クオリティの高いドンシャリで、音楽を楽しみやすい
Soundcore Liberty 3 Proは、力強い低音とクリアな高音でEDMやロックを楽しみやすい音質です。
LDACにも対応でハイレゾも楽しめます!
- 低音:ズーンと鳴る深く沈み込む重低音と、アタック感も強くEDMやロックの迫力を楽しめます。繊細な表現は苦手かも。
- 中音:ボーカルは低音に負けて存在感が薄く、楽器音の方が印象に残ります。
- 高音:クリアでキレのある質感ながら、BAドライバーらしい煌めきのある音質ではないです。逆にとても整っており聴きやすい音質と言えます。
- 音場(空間の広さ):広めの空間(ホール)でライブを聴いてるような広さで、窮屈な感じはありません。臨場感のある空間表現でライブ音源との相性も良いです!
おすすめの音楽ジャンル
→繊細な表現を楽しむよりは、ノリよく楽しく聴きける音質。
- ロック
- EDM
- ポップス
Anker Soundcore Liberty 3 Pro のレビューまとめ
Soundcore Liberty 3 Proは、アプリで自分の使いやすいようにカスタマイズできる超万能な完全ワイヤレスイヤホンでした。
音質もSoundcoreシリーズで最もクオリティが高く、フラッグシップモデルにふさわしい完成度。
ただ、繊細な表現は苦手な印象でノリ良く楽しく音楽を聴きたい方におすすめです!
YouTubeでも紹介してます!
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