気づけば140台以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきた「ららまろ」です。
完全ワイヤレスイヤホンで人気の機能といえば、ノイズキャンセリング。
電車の走行音も軽減でき、どこでも音楽の世界に入り込める画期的な機能です!
しかし、最近は生活スタイルが大きく変わり、自宅ワークなど家で過ごす時間が増え、何か作業しながら音楽を楽しむ「ながら聴き」が流行っています。
そんなながら聴きに特化した完全ワイヤレスイヤホンが「SONY LinkBuds」です!
穴の開いたリング状のデザインで、耳へ負担がかかりにくい快適な装着感!
周囲の音がしっかり聴こえるので、チャイムの音にも気づけたり、会話も違和感なくできます。
長時間装着できる生活に溶け込む完全ワイヤレスイヤホンです!
簡単にポイントをまとめると
- ソニーの完全ワイヤレスイヤホン史上最小最軽量
- リング状ドライバーで耳を塞がず、ながら聴きしやすい
- アプリで細かくカスタマイズ可能
- 360 Reality Audioなど立体音響を楽しめる
- Sound ARアプリ「Locatone」対応
- AI技術を活用した通話品質
- 2台同時接続「マルチポイント」対応
- タッチ操作の割り当てで全ての操作を行えない。
- 音量によっては音漏れする
耳への負担が少ない + 周囲の音が聞こえることから「常時装着」という新しいコンセプトの完全ワイヤレスイヤホンです!
YouTubeでも紹介してます!
商品貸出:ソニーマーケティング株式会社
SONY LinkBuds の概要
SONY LinkBudsの概要はこちら!
SONY LinkBuds | ambie AM-TW01 | |
---|---|---|
再生時間 | 本体:5.5時間 ケース込み:17.5時間 | 本体:6時間 ケース込み:18時間 |
ノイキャン | × | × |
外音取り込み | × | × |
ワイヤレス充電 | × | × |
防水性能 | IPX4 | IPX5 |
低遅延モード | × | × |
マルチポイント | × | |
専用アプリ | 〇 | 〇 |
DSEE | × | |
360 Reality Audio | × | |
コーデック | SBC / AAC | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive |
ドライバー | 12mm径 リング型ドライバー | 9mm径ダイナミックドライバー |
記事作成時価格 (2022年4月11日) | 19,800円 | 15,000円 |
購入する | レビュー |
よく比較されるambie AM-TW01とスペックを比較しました。
付属品はこちら!
- 充電用USB Type-Cケーブル
- ィッテイングサポーター(XS/S/M/L/XL)
今回紹介するのはホワイト!
SONY LinkBudsは、ホワイトとグレーの2色あります。
梱包にプラスチックを一切使用していない、環境に配慮したパッケージになっています。
付属のUSBケーブルは、USBタイプC(USB-C)
耳に固定するフィッテイングサポーターも付属!
XS/S/M/L/XLの5サイズあるので、自分の耳に合わせて選ぶことができます。
ケースはコンパクトで丸みのあるデザイン。
さらさらとした質感で手にしっかり馴染みます!
ケースには、再生プラスチックが採用されており、環境にも配慮されています。
充電端子はUSB Type-Cで安心!
ボタンを押すと、自動で蓋が開くようになっています!
イヤホン本体はリング状のドライバーが搭載。
穴が空いていることにより、耳を塞がず周囲の音を聞くことができます!
SONY LinkBudsは、IPX4の防水性能!
あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
雨の日や運動時でも安心して使用できます。
イヤホンはタッチセンサーと、耳の周りをタップすることで操作できる「ワイドエリアタップ」に対応。
- タッチ操作はアプリで好みに変更可能!
SONY WF-1000XM4と比較
SONY WF-1000XM4と比較していきます。
SONY LinkBuds | SONY WF-1000XM4 | |
---|---|---|
再生時間 ノイキャン OFF | 本体:5.5時間 ケース込み:17.5時間 | 本体:12時間 ケース込み:36時間 |
ノイキャン | × | |
外音取り込み | × | 〇 |
ワイヤレス充電 | × | |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
低遅延モード | × | × |
マルチポイント | ||
専用アプリ | 〇 | 〇 |
DSEE | DSEE | DSEE Extreme |
360 Reality Audio | 〇 | 〇 |
コーデック | SBC / AAC | SBC、AAC、LDAC |
ドライバー | 12mm径 リング型ドライバー | 6mm径ダイナミックドライバー |
記事作成時価格 (2022年4月11日) | 19,800円 | 26,800円 |
購入する | レビュー |
SONY LinkBudsは、リング状ドライバーで耳を塞がないため、周囲の音を聞くことができます。
しかし、耳から音が入ってしまうのでノイキャンは非搭載。外音取り込み機能も搭載させる必要がないため、非搭載になっています。
一方、SONY WF-1000XM4は密閉できるイヤホンなので、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能搭載。
環境に応じて切り替えることができます。
また、SONY LinkBudsはSONYの完全ワイヤレスイヤホン史上最小最軽量でかなりコンパクトです!
SONY WF-1000XM4と比較して、イヤホン本体は51%、ケースは約26%小型化しています。
また、音質を補完するDSEEに大きな違いがあります。
- DSEE(SONY LinkBuds):圧縮された音源で失われがちな高音域をCD音質相当までヘッドホン内で補完
- DSEE Extreme(SONY WF-1000XM4):AI(人工知能)技術により、ハイレゾ級の高音質にアップスケーリング。
SONY LinkBudsはCD音質相当、SONY WF-1000XM4はハイレゾ級までアップスケーリングしてくれます!
SONY LinkBuds レビュー
SONY LinkBudsの特徴はこちら!
小型軽量で耳への負担が少ないが、再生時間は短め
SONY LinkBudsは、SONYの完全ワイヤレスイヤホン史上最小最軽量でかなりコンパクト!
SONY WF-1000XM4と比較して、イヤホン本体は51%、ケースは約26%小型化しています。
小型であるため、イヤホン単体で最大5.5時間、ケース込みで最大17.5時間と再生時間は短めです。
充電端子はUSB Type-Cで汎用性も高く、10分の充電で約90分使用できる急速充電にも対応。
常時装着と言っても、常に再生することはなく、実際使用しても再生時間の短さは気になりませんでした!
ながら聴きに最適で安定的な装着感
フィッティングサポーターで耳にしっかり固定でき、落とす心配も少ないです。
耳をふさがないため、周囲の音を聞きつつ作業しながら音楽を楽しむ「ながら聴き」に最適です!
防水性能もIPX4あるので、運動時も耳から落ちず、安心して使用できます!
耳の周りをタップで操作できる「ワイドエリアタップ」
SONY LinkBudsは、耳の周りをタップするだけで操作できる「ワイドエリアタップ」に対応。
完全ワイヤレスイヤホンは小さいので、タップ操作が難しいこともありますよね。
耳の周りをタップするだけなので、簡単に操作できストレスも少ないです!
ワイドエリアタップなら、なんと!
手袋をした状態でもタップ操作できます!
2台同時接続「マルチポイント」対応
2022年11月のアップデートで、2台同時に接続できる「マルチポイント」に対応!
プライベート用のスマホで音楽を聴いている時に、仕事用のスマホに電話が来た場合でもイヤホンで通話可能。
また、スマホで音楽を聴いた後にタブレットで動画を再生しても、そのままイヤホンから音が流れます!
待望のマルチポイントにも対応で、本当に快適に使用できます!
アプリで使いやすいようにカスタマイズできる
アプリは、iPhoneとAndroidスマホに対応!
イコライザーで自分好みの音質へ
プリセットを選ぶだけで簡単に音質を変更できることにくわえ、自分で音質をカスタマイズすることもできます。
元の音質でも十分良いけど、より好みの音質にできます!
2台同時に接続できるマルチポイントに対応
複数のデバイスの中から2つまで同時に接続できます。
どのデバイスで接続できているかも確認できます。
話し始めると音楽を自動停止する「スピーク・トゥ・チャット」
話し始めるだけで音楽を一時停止して、会話しやすくしてくれる機能です!
検出感度も設定できるため、自分の声量に合わせることができます!
【新機能】ワイドエリアタップ、アダプティブボリュームコントロール
耳の周りをタップするだけで、操作できる「ワイドエリアタップ」と、周囲の騒音レベルに合わせて自動で再生音量を調整する「アダプティブボリュームコントロール」をON、OFFすることができます。
アダプティブボリュームコントロールは、音量が細かく上下するので好みは分かれそう。
操作内容も変更可能
左右のイヤホンそれぞれに、以下の操作内容を割り当てできます。
- 再生コントロール:再生・一時停止、曲送りの操作
- 音量コントロール:音量の上げ下げ
- 曲選択:曲送り、曲戻しの操作
- 音声アシスト機能:音声アシスタントの起動
- Amazon Alexa:Alexaへ音声入力
- Quick Access:対応アプリの楽曲やプレイリストを再生
- 割り当てなし
ただ、この中から左右で2つまでしか選べないので、どれを選ぶか悩ましいところ。
もうちょっと選びやすくしてよ・・・
Quick Accessで素早く楽曲を再生できる
スマホを取り出さなくても本体をタップするだけで最後に聞いていた楽曲を再生したり、プレイリストを切り替えたりすることができる「Spotify Tap」に対応。
独自の立体音響を楽しめる
SONY LinkBudsは、360 Reality Audioに対応しており、立体音響を楽しむことができます!
360 Reality Audioは、全方位に広がる音に包まれるような新たな音楽体験ができます!
アプリで耳の周りを撮影することで、自分に最適化できるため、レベルの高い立体音響を楽しめます。
また、センシング技術を活用したSound ARアプリ「Locatone」にも対応しています。
「Locatone」は現実世界に仮想世界の音が混ざり合うソニーによる新感覚の音響体験アプリ。
顔の向きに対して音の向きも連動するヘッドトラッキングで、より臨場感高くアプリで立体音響をお楽しみ頂けます。
音楽を聴くだけじゃなく、面白いコンテンツも楽しめるのが大きな魅力です!
AIがノイズを除去する通話品質
AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーに対応。
5億サンプルを超えるAIの機械学習で、騒がしい環境でも声をクリアに抽出します!
YouTubeで通話品質を確認できるので、実際に聞いてみてください!
車の走行音を綺麗に除去してるのがわかります。
広がりのあるスッキリとした音質
SONY LinkBudsは、密閉しないため広がりのあるスッキリとした音質。
長時間使用しても疲れにくく、ながら聴きに最適です。
- 低音:密閉しないため、低音が抜けて少し軽めな音質です。ボワっとしない柔らかい質感で、聴き心地の良い質感ですが、EDMを楽しむのには物足りないか。
- 中音:ボーカルとは少し距離があるため、広い空間を感じます。余韻が多めのホールで聴いているようなライブ感があります。
- 高音:密閉しないため、自然な広がりがある柔らかい音質。刺激も少なく、余韻の少ないすっきりとした音質。
- 音場(空間の広さ):空間も広く、窮屈な感じも全くありません!
おすすめの音楽ジャンル
→解像度はそこまで高くないが、広がりのあるスッキリとした爽やかな音質を楽しめます!
- ロック
- ポップス
- クラシック
また、iPhoneでもAndroidスマホでも機器に関係なく、圧縮音源の高音域をクリアに再現する「DSEE」にも対応!
圧縮された音源で失われがちな高音域をCD音質相当までヘッドホン内で補完。
スマホに関係なく、高音域をクリアに再現してくれるので、気軽に高音質で音楽を楽しめます!
SONY LinkBuds レビューまとめ
SONY LinkBudsは、小型軽量かつ、耳を塞がないデザインで常時装着できる、ながら聴きにおすすめの完全ワイヤレスイヤホンでした。
ながら聴きに最適で、散歩や家事、ショッピング、ジムで運動など、さまざまなシーンで使用できるため、生活にかなり溶け込む完全ワイヤレスイヤホンでした。
また、音楽を楽しむだけでなく360 Reality AudioやSound ARアプリ「Locatone」にも対応で、ソニー独自の立体音響も楽しむことができます!
ただ、音量によっては少し音漏れするため、どれくらい漏れるかについては動画を参考にしてください。
- ソニーの完全ワイヤレスイヤホン史上最小最軽量
- リング状ドライバーで耳を塞がず、ながら聴きしやすい
- アプリで細かくカスタマイズ可能
- 360 Reality Audioなど立体音響を楽しめる
- Sound ARアプリ「Locatone」対応
- AI技術を活用した通話品質
- 2台同時接続「マルチポイント」対応
- タッチ操作の割り当てで全ての操作を行えない。
- 音量によっては音漏れする
YouTubeでも紹介してます!
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