【ゼンハイザー IE 300 レビュー】IE 900、IE 800S、IE 80Sと比較! アーティストの想いまで持ち歩く高音質な有線イヤホン

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ゼンハイザー公認YouTuberの「ららまろ」です。

創業75年の歴史があるドイツの音響機器メーカー「ゼンハイザー

その中でも10万円する「IE 800S」は、イヤホン好きからの評価も高い人気の有線イヤホンです。

ららまろ

でも、10万円はさすがに手が出ないよ・・・

そんな方に、手が届きやすい4万円台の有線イヤホン「ゼンハイザー IE 300」が登場。

IE 800Sと同じ、7mm ExtraWideBandドライバーをリファインして搭載しており、4万円ながらレベルの高い製品です。

今回は、比較対象になる「IE 900」「IE 80S」「IE 800S」と比較して、なるべくわかりやすくご紹介します!

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ご提供

本記事はメーカーより製品の提供を受け作成しています

目次

ゼンハイザー IE 300 の概要

ゼンハイザー IE 300の詳細スペックはこちら!

ゼンハイザー IE 300
タイプカナル型
ドライバー7mm ExtraWideBandドライバー
インピーダンス16 Ω
音圧感度124 db
再生周波数帯域6Hz~20kHz
リケーブル(独自端子)
ケーブル長125cm

付属品はこちら!

付属品
  • 3.5mm MMCコネクタケーブル
  • シリコンイヤーピース(S, M, L)
  • フォームタイプイヤーピース (S, M, L)
  • キャリーケース
  • クリーニング・ツール
  • ユーザーマニュアル

イヤホンの先端に装着するイヤーピースは、2種類付属。

シリコンイヤーピースには、ホコリが入らないようにするフィルター付き。

つぶしてから耳に入れることで、遮音性を高めるイヤーピースも付属。

耳垢などが付着したときに使用するクリーニングツールも付属。

丈夫なキャリーケースも付属で、持ち運びも安心

中にはネットが付いており、クリーニングツールやイヤーピースを収納できます。

イヤホン本体は、ストーンぽいような質感にグリッターが散りばめられたデザイン

R側には赤のラインが入っており、左右の識別がしやすいです。

さらには、L側には突起が付いており触っただけでも左右の識別ができます。

ケーブルは着脱式で交換可能!

MMCX端子だが端子に段差があるため、純正ケーブルしか使えないと言っていいでしょう。

ケーブルは、パラアラミド繊維により強化しており、何千回もの屈曲に耐えることができます。

IE 800SとIE 80Sと比較していきます!

パッケージ
キャリーケース

IE 800Sのキャリーケースは、中にシリアルナンバーの入ったプレートがあります!

イヤホン本体はこんな感じ!

IE 800SとIE 300は、形状が大きいく異なり、IE300は耳掛けタイプになっています。

IE 900とは、形状がほぼ同じ耳掛けタイプだが、アルミブロックから削り出したIE 900の方が高級感があります。

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ゼンハイザー IE 300 レビュー

ゼンハイザー IE 300の特長はこちら!

装着感も良く、タッチノイズも少ない

ゼンハイザー IE 300は、筐体が薄く耳への収まりも良好

女性でもしっかりとフィットさせることができるくらいコンパクトなデザインです。

IE 80Sは、形状が少し独特でフィット感は正直いまいち。

IE 800Sは耳掛けタイプではないので、歩行時にはタッチノイズが大きくなってしまった。

ららまろ

IE 300は筐体の形状もProシリーズのようなデザインで、フィット感も良く、タッチノイズも少なく、使用感は3つの中で一番良かったです!

クオリティに対して、コスパが良い

ゼンハイザー IE 300は、10万円するゼンハイザー IE 800Sと同じ、Extra Wide Bandドライバーをリファインして搭載。

それなのに、4万円台とかなりコスパが良いのもポイント!

なぜ、10万円するIE 800Sと同じドライバー搭載で、4万円にできるのかゼンハイザージャパンに確認しました。

自動生産によるドライバー採用
  • IE800s:ドイツ熟練の技師が世に送り出すXWBドライバー採用。最終のアッセンブリもドイツ本社の工場でMade in Germany
  • IE300:超高性能マシンで生産されるXWBドライバー採用。IE300はアセンブリは中国。

技術の進歩により、高性能マシンで生産できるようになったこともあり、この価格で聴けるようになったようです。

IE 800Sは、ドイツの熟練の技師にのみ具現化できるもので、公表しているスペックだけでは測れない部分が多いとのと。

そのため、IE 800Sの方が、一世代前のXWBドライバーを採用しているとは言え、音質は別の次元という印象があります。

ららまろ

いろいろ難しいことを言いましたが、技術の進歩で安く良い音質で音楽を聴けるのは素晴らしいことですね!

付属品も豪華で文句なし

ゼンハイザー IE 300は、価格に対して付属品も豪華!

キャリーケースも丈夫で、ゼンハイザーのロゴプレートがカッコイイです。

左から、IE 300、IE 900、IE 800S

上位機種であるIE 900のケースと同じ質感で、違いはシリアルナンバーが入ったメタルプレートがあるかどうか。

ケーブルも、パラアラミド繊維により強化しており、何千回もの屈曲に耐えることが可能。

耐久性にも優れており、長く愛用できます!

交換用の2.5mm、4.4mmバランスケーブルも発売予定とのこと。(画像はIE900付属のケーブル)

ららまろ

クリーニングツールもイヤーピースも上位機種のIE900と同じで、価格に対して付属品が豪華な印象です!

音楽的に楽しみやすい弱ドンシャリサウンド

ゼンハイザー IE 300は、力強い低音と、スッキリとした高音のドンシャリながら、聴き心地も良く絶妙なバランスに仕上がっています。

音質傾向
低音重視
高音重視
柔らかめ
硬め
迫力
繊細
密度重視
音場重視
「ゼンハイザー IE 300」音質の特長
  • 低音:適度に横に広がるが、ボワっとすることなく、力強い量感の低音。輪郭もくっきりしすぎていないため、聴き心地も良い。サブベースが含まれた楽曲も気持ちよい程度の膨らみを持たせてしっかりと表現してくれるため、現代的に流行っている楽曲との相性も良い。
  • 中音:ボーカルがしっかりと前に出てきて、距離も近くドンシャリながら低音に邪魔せれている印象もない。ボーカルのニュアンスもわかりやすく、表現を楽しみやすい。
  • 高音:張りのあるキレがしっかりある高音だが、伸びも良く、刺さる感じもない。低音に負けない煌びやかさがあるつつも、聴き心地も良い。
  • 音場(空間の広さ):十分な広さがあるが、横方向に広い印象。

おすすめの音楽ジャンル
 →音楽的に楽しみやすいように調整されつつも、柔らかさもしっかりあり、聴き心地と解像感のバランスが良い。万人受けしやすい印象。

  • ロック
  • EDM
  • ポップス
  • 劇伴曲
その他のゼンハイザー イヤホンとの簡易比較
  • IE 80S:ズーンと沈む込む低音が特徴的な音で、ロックやEDM向けでノリよく楽しめる。繊細な表現を楽しむのには向かない印象。
  • IE 800S:中高音よりの空間表現もリアルで、繊細な表現もできる音。個人的にはクラシック向け。
  • IE 900:解像度が高く、煌めきのある高音が綺麗に抜けていくのが素晴らしいが、少し分析的な音でモニターイヤホンに近い印象もあり、好みは別れやすい印象。
  • IE 300:音楽的に楽しみやすいように調整されつつも、柔らかさもしっかりあり、聴き心地と解像感のバランスが良い。万人受けしやすい印象。

ゼンハイザー IE 300のレビューまとめ

ゼンハイザー IE 300は、音楽的に楽しみやすいように調整されつつも、柔らかさもしっかりあり、聴き心地と解像感のバランスが良い。万人受けしやすいイヤホンでした。

IE 900が少し分析的なモニターライクな音であるのに対して、IE 300はより音楽を楽しみやすいような音楽的な音に感じます。

IE 900よりも、IE 300の方が好みという方もいるだろうし、同時期に開発されたこともあり、住み分けがしっかりできているように感じました。

良いポイント
微妙なポイント
  • 10万円するIE 800Sと同じXWBドライバーをリファインして搭載。
  • 機械で制作できるようになり、コスパも良くなった。
  • 付属品が上位機種IE 900と同じものも多く、豊富。
  • 音質は、聴き心地と解像感のバランスが良い。万人受けしやすい印象。
  • MMCX端子が特殊であり、他社製のリケーブルが難しい。
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