【徹底比較】音質にこだわったノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン ランキング トップ5

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ららまろ

皆さんは、完全ワイヤレスイヤホンに一番求める機能は何でしょうか?

ららまろくん

ノイキャンや外音取り込み機能も大事だし、フィット感も大事だよね!

ららまろ

完全ワイヤレスイヤホンは音楽を楽しむものだから
一番大事なのは音質だ!!

100台以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきた「ららまろ」です。

2021年後半からハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンが発売され始めたこともあり、音質のクオリティがかなり上がっています。

私は普段は20万円のハイレゾオーディオプレーヤーと17万円の有線イヤホンで音楽を聴いていました。

外出時でも有線イヤホンを使用することが多くありましたが、今回の紹介の製品が発売されてから有線イヤホンを持ち出す機会が減っています。

なので、音質にこだわる方でも十分満足できるクオリティだと思います!

今回はわかりやすいようにポジショニングマップや傾向グラフを使って、高音質な完全ワイヤレスイヤホンをランキング形式でご紹介していきます。

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YouTubeでも紹介してます!

目次

ノイキャン搭載の高音質な完全ワイヤレスイヤホン トップ5

傾向グラフはこのような項目になっています。

製品名 ‐価格‐
バランス(低音寄りか、高音寄りか)
低音重視
高音重視
音色(柔らかいか、硬いか)
ウォーム
クール
表現(迫力のある音か、繊細な音か)
迫力
繊細
音場(音が鳴る空間の広さ)
濃密
広がり
ロック
‐点
J-POP
‐点
ジャズ
‐点
クラシック
 ‐点
EDM
‐点

ポジショニングマップは、このような項目になっています。

  • ウォーム:柔らかさがあるゆったりとした音質
  • クール :硬めでキレのある音質
  • リスニング :楽しく音楽が聴けるようなバランス
  • モニタリング:フラットで原音に近いバランス

1位 Victor  HA-FW1000T

第1位は「Victor HA-FW1000T」です。

振動板に「木」を使用したイヤホンで有名なVictorのウッドシリーズから、ついに完全ワイヤレスイヤホンが登場。

ケースにはVictorのロゴである「ニッパー」が描かれています。

タッチセンサー部分にもニッパーが描かれており、ウッドシリーズらしい木目調になっています。

再生時間は、イヤホン単体で最大9時間。ケース込みで最大27時間再生できます!

充電端子はUSB Type-C。10分の充電で最大1.5時間の再生が可能なクイック充電にも対応。

Victor HA-FW1000TIPX4の防水性能!

防水性能「IPX4」

あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)

雨の日や運動時でも安心して使用できます。

操作方法

イヤホンはタッチセンサーで操作!

  • 右1タップ:外音取り込み機能ON、OFF
  • 右2タップ:曲送り
  • 右3タップ:曲戻し
  • 右4タップ:K2テクノロジーON、OFF
  • 左1タップ:再生・一時停止
  • 左2タップ:音量下げ
  • 左3タップ:音量上げ
  • 左4タップ:ノイズキャンセリングON、OFF

※音量は100段階で調整できるため、最適な音量で音楽を楽しめます。

付属のイヤーピースは、人気のスパイラルドットをさらに進化させた「スパイラルドットPro」が付属!

イヤーピース内の反射音を拡散させ、直接音とのバランスを最適化することで、音のにごりを抑えてクリアなサウンドを実現。

新たなスパイラル状の凸形状を追加に加え、全体のフォルムをモディファイすることでフィット感も向上しています。

左がスパイラルドットPro、右がスパイラルドット
Victor HA-FW1000T
バランス
低音重視
高音重視
音色
ウォーム
クール
表現
迫力
繊細
音場
濃密
広がり
ロック
95点
J-POP
95点
ジャズ
100点
クラシック
100点
EDM
95点

音質は、帯域バランスも良く少し柔らかいウォーム寄りな音色。

迫力が多いというよりは、繊細な表現が得意で広い空間でゆったりと音楽を楽しむことができます。

ジャンルでは、特にジャズやクラシックとの相性が良く、ウッドベースの膨らみ感がリアル。

ボーカルも柔らかく、響きが良いので声の擦れ具合もわかりやすく、リアルに表現できます。

ただ、響きも良く、空間も広い分ボーカルとの距離が少し遠めな印象があります。

低音の量感は程よく、原音に近い印象ながら味気ない感じにならず、情感豊かに音楽をたのしむことができます。

コーデックは、96kHz/24bitの aptX Adaptiveに対応。

96kHz/24bit 対応のaptX Adaptiveは珍しく、対応スマホと使用すればハイレゾもしっかり楽しむことができます。

また、接続する機器や音源に関係なく、ハイレゾ相当に拡張して原音に近づけることができる「K2テクノロジー」搭載。

ハイレゾコーデック非対応のiPhoneやパソコンに接続しても、音源の質が悪い場合でもハイレゾ相当に復元してくれるので、気軽に高音質で音楽を楽しめます。

ポジショニングマップでは、ウォーム寄りのリスニングとモニタリングの中間になりました。

日本有数のレコーディングスタジオ「ビクタースタジオ」のエンジニアの方がチューニングしているので、モニターのような感じかなと思っていました。

リスニングすぎず、モニタリングすぎず、ちょうどいい質感で個人的にはかなり好きな音質となっています。

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2位 Technics EAH-AZ60

第2位は「Technics EAH-AZ60」です。

左:EAH-AZ40 右:EAH-AZ60

パナソニックのハイエンドオーディオブランド「テクニクス」から新たに2種類の完全ワイヤレスイヤホンが登場。

ノイズキャンセリング搭載の Technics EAH-AZ60 は、パール感のあるキラッとしたケースにテクニクスのロゴが入った高級感のあるデザイン。

タッチセンサー部分は、細かいスピン加工が施されており、光の反射で輝く高級感のあるデザインになっています。

再生時間は、イヤホン単体で最大7.5時間。ケース込みで最大25時間再生できます!

充電端子はUSB Type-C。15分の充電で最大70分の再生が可能なクイック充電にも対応。

Technics EAH-AZ60 は IPX4の防水性能!

防水性能「IPX4」

あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)

雨の日や運動時でも安心して使用できます。

操作方法

イヤホンはタッチセンサーで操作!

  • タッチ操作はアプリで好みに変更可能!
Technics Audio Connect
Technics Audio Connect
開発元:Panasonic Corporation
無料
posted withアプリーチ
Technics EAH-AZ60
バランス
低音重視
高音重視
音色
ウォーム
クール
表現
迫力
繊細
音場
濃密
広がり
ロック
95点
J-POP
95点
ジャズ
95点
クラシック
95点
EDM
100点

音質は低音寄りで少しクールで硬めな音色。

低音は深みのある質感でウォームな印象ですが、高音が少し硬く感じたのでクール寄りにしています。

深みのある低音にキレのある高音で、繊細な空間表現を楽しめます。

空間表現はVictorと比べても引けをとらないと感じます!

ジャンルでは特にEDMとの相性が良く、適度に横に膨らむため重たく、迫力のある低音とシンセの広がりのある高音を楽しむことができます。

その他のジャンルも気持ちよく聴けますが、Victorと比較するとボーカルの存在感が薄く、低音に負けている音源もありました。

深みのある柔らかい低音が印象的で、上品な響きと広がりを楽しめる音質になっています。

コーデックは、96kHz/24bitの LDACに対応しており、ハイレゾ音源も音質よく楽しむことができる。

96kHz/24bitの aptX Adaptiveに対応した Victor HA-FW1000T の方が、遅延も少なく動画も良く見る方は、aptX Adaptive対応の方がいいかも知れません。

ポジショニングマップでは、少しクール寄りのリスニング寄りになりました。

Victor HA-FW1000T と比較すると、リスニング寄りで、全体的に表現が分かりやすいように味付けしてあるとような、響きの良い音質に感じます。

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パナソニック(Panasonic)
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3位 SONY WF-1000XM4

第3位は「SONY WF-1000XM4」です。

非常に多機能で常に人気のメーカーである「SONY

マットな質感ですが、サラサラした触り心地で指紋も付きにくいケース。

イヤホン本体もマットな質感で、ゴールドのマイクがアクセントになっています。

再生時間は、イヤホン単体で最大12時間(ノイキャンOFF)ケース込みで最大36時間再生できます!

充電端子はUSB Type-Cかつ、ワイヤレス充電にも対応。

5分の充電で最大60分の再生が可能なクイック充電にも対応しています!

Sony WF-1000XM4は、IPX4の防水性能

防水性能「IPX4」

あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)

運動時や雨に少し濡れてしまう程度なら問題なし!

操作方法

イヤホンはタッチセンサーで操作!

  • 操作内容はアプリで好みに設定可能!
Sony | Headphones Connect
Sony | Headphones Connect
開発元:Sony Home Entertainment & Sound Products Inc.
無料
posted withアプリーチ

ソニーオリジナルのノイズアイソレーションイヤーピースが付属!

フォームタイプですが、軸との間に隙間がある珍しいイヤーピースで、圧迫感が少なく、長時間使用しても痛くなりにくいです。

SONY WF-1000XM4
バランス
低音重視
高音重視
音色
ウォーム
クール
表現
迫力
繊細
音場
濃密
広がり
ロック
95点
J-POP
95点
ジャズ
90点
クラシック
90点
EDM
90点

音質は、帯域バランスも良くモニターライクで分析的な音質。

表現に関しても、繊細な表現ができつつ迫力もがあり、ちょうど真ん中のように感じます。

音場も完全ワイヤレスイヤホンの中では広めに感じますが、今回ランクインした中ではちょうど真ん中。

ジャンルでは、ロックやJPOPとの相性が良く力強い低音でサブベースや打ち込み系の低音もしっかり鳴らしてくれます。

他のジャンルも90点と十分相性が良いですが、特別に相性が良い印象はありませんでした。

どんなジャンルでも綺麗に聴ける万能な音質ながら、少し味気ないようなモニターライクな印象です。

コーデックは、96kHz/24bitの LDACに対応しており、ハイレゾ音源も音質よく楽しむことが可能。

また、接続する機器に関係なく、サブスクなどの音源もアップスケーリングして、ハイレゾ相当の高音質で音楽を楽しめる「DSEE Extreme」にも対応!

ハイレゾコーデック非対応のiPhoneやパソコンに接続しても、音源の質が悪い場合でもハイレゾ相当に復元してくれるので、気軽に高音質で音楽を楽しめます。

ポジショニングマップでは、モニタリングよりでクールとウォームの中間になりました。

レコーディングスタジオもあるSONYらしいモニターライクな音質で、どんな音源もバランス良く鳴らしてくれる万能な完全ワイヤレスイヤホンです。

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4位 Bowers & Wilkins PI7

第4位は「Bowers & Wilkins PI7」です!

イギリスの高級スピーカーブランド「Bowers & Wilkins」から初の完全ワイヤレスイヤホンが登場。

ケースには、ゴールドにB&Wのロゴが映える高級感のあるデザイン!

イヤホンのタッチセンサー部分は、細かいスピン加工が施されており、光の反射で輝く高級感のあるデザインになっています。

再生時間は、イヤホン単体で最大4時間、ケース込みで最大20時間再生できます!

充電端子はUSB Type-Cかつ、ワイヤレス充電にも対応。

15分の充電で最大2時間の再生が可能な急速充電にも対応しています!

Bowers & Wilkins PI7は、IP54の防塵防滴性能

防塵防水性能「IP54」

防塵性能 IP5X:塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない。

防水性能 IPX4:あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない

防塵にも対応でタフに使用することができます!

操作方法

イヤホンはタッチセンサーで操作!

  • 1タップ:再生・一時停止
  • 2タップ:曲送り
  • 3タップ:曲戻し
  • 左1秒長押し:ノイズキャンセリングON、OFF
  • 右1秒長押し:音声アシスタント
Bowers & Wilkins PI7
バランス
低音重視
高音重視
音色
ウォーム
クール
表現
迫力
繊細
音場
濃密
広がり
ロック
85点
J-POP
90点
ジャズ
100点
クラシック
100点
EDM
85点

音質は、とても広い空間と繊細な表現を楽しめるウォームな音色。

スピーカーで聴いてるような広い空間と響きを楽しむことができます。

ジャンルでは、特にジャズやクラシックとの相性が良く、奥行のあるゆったりとした空間表現を楽しむことができます。

ただ、響きも良く、空間も広い分ボーカルとの距離が遠い印象があるため、ロックやEDMとの相性は良いとは言えない印象です。

スピーカーブランドらしい、奥行のある空間と響きで、ゆったりと楽しめる音質になっています。

コーデックは、48kHz/24bitの aptX Adaptiveに対応。

1位のVictorは、96kHz/24bitの aptX Adaptiveに対応しているため、少し残念なポイント。

また、ケースにはBluetoothトランスミッターの機能が搭載しており、USBタイプCで接続するとBluetooth機能がないPCでもワイヤレスで音楽を楽しめます。

さらには、Bluetoothトランスミッターでの接続時は、遅延の少ないコーデック「aptX Low Latency」で接続が可能。

映像やゲームも遅延少なく楽しむことができます!

ポジショニングマップでは、ウォーム寄りのリスニングになっています。

リスニング寄りではありますが、極端な味付けになっているわけではなく、低音寄りですがバランスは十分良いと思います。

ただ、スピーカーで聴いているような空間表現になっているため、少しイヤホンとしては独特な印象があるため、リスニング寄りにしています。

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バウワースアンドウィルキンス(Bowers & Wilkins)
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5位 JBL TOUR PRO+ TWS

第5位は「JBL TOUR PRO+ TWS」です!

アメリカで1946年に設立された歴史のある音響機器メーカーである「JBL

ケースは、丸みを帯びた柔らかい印象で、中はシルバーになっておりJBLらしいエレガントなデザイン

イヤホンも丸みのある柔らかい印象で、側面はシルバーで高級感もあります。

再生時間は、イヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大32時間再生できます!

充電端子はUSB Type-Cかつ、ワイヤレス充電にも対応。

10分の充電で最大1時間の再生が可能な急速充電にも対応しています!

JBL TOUR PRO+ TWSIPX5の防水性能

防水性能「IPX5」

あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)

運動時や汗で濡れても問題なし!

操作方法

イヤホンはタッチセンサーで操作!

  • タッチ操作はアプリで好みに変更可能!
JBL Headphones
JBL Headphones
開発元:Harman International Industries
無料
posted withアプリーチ
JBL TOUR PRO+ TWS
バランス
低音重視
高音重視
音色
ウォーム
クール
表現
迫力
繊細
音場
濃密
広がり
ロック
100点
J-POP
95点
ジャズ
90点
クラシック
90点
EDM
100点

音質はバランス良く、キレもあるクールよりな音質。

アタック感のある低音とキレのある高音で、迫力のある音質を楽しむことができます。

ジャンルは、ロックとEDMをノリよく楽しめるJBLらしい音質で、文句なしの100点!

ジャズやクラシックとの相性は悪くはないですが、相性は良い完全ワイヤレスイヤホンが他にもあるので90点。

メリハリ良く楽しく聴ける音質で万人受けしやすい印象もありますが、空間表現など繊細な表現に関しては他の完全ワイヤレスイヤホンの方が良く感じます。

コーデックは、SBCとAACのみでハイレゾには対応していないのも5位になった理由かも知れません。

JBLのフラッグシップモデルなので、コーデックにもこだわってほしいですね。

ポジショニングマップは、クールよりのリスニングになりました。

切れよくノリよくロックを楽しめる音質ですが、フラットな音質が良い方は、VictorやSONYが好みかと思います。

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高音質な完全ワイヤレスイヤホンのまとめ

高音質な完全ワイヤレスイヤホンランキング トップ5をご紹介しました。

各ブランドのフラッグシップモデルがランクインしており、どのブランドも音質のクオリティが高く高音質と言えます!

ですが、音質の傾向は違うので、ポジショニングマップを参考にして自分の好きな音質の完全ワイヤレスイヤホンをぜひ見つけてください!

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • この度のランキングありがとうございました。
    私も同感でしたのでとても嬉しく拝見しました。
    そのうちで結構ですので、ララマロさんが今まで聴いてみた前TWSのランキングも観てみたいと思いました。
    あと、このHA-FW1000TにスパイラルドットProが果たして最適解なのか個人的に疑問を感じております。
    もしおすすめのイヤーピースがありましたら紹介いただけると助かります。
    頑張ってください。

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